小生はゴルフ記者暦35年。まだ若い?パーマーやゲイリー・プレーヤーの全盛期の頃から、内外のトーナメントやゴルフ場、用品界、技術レッスンを取り上げ、またプロの伝記も書いてきた。
今回は、ゴルフ界の甘口・辛口、美談・笑談なんでも取り上げる。期待してね。ネタによっては鋭く切り込むよ。
Vol.31
やっと終わった!!“The Open 2010”(St Andrews)
テレビ朝日の“第139回全英オープンゴルフ生中継”
石川 遼、7月20日帰国第一声が“メジャーで優勝争いをするという僕の夢は、そう簡単に成し遂げられるものではなく、とても難しいという事なんだと、今回の大会で実感した。”と語った。私もファンの一人として彼の出来すぎだが、自然な言葉に内心ホッとした。
18歳とはいえプロ宣言したのだから、彼の発言は至極当たり前のことだが。
今回の生中継の映像は、4日間通しで見たがテレビ朝日とスポンサーが仕組んだ、石川 遼プライベートコンペ、俗に言うバラエティ番組のような気がした。
この大会は何んと言っても“世界最古の歴史と伝統のあるゴルフチャンピオンシップ”
例年だと、The Openに出掛けていて日本のテレビ桟敷で生中継を見る機会などは余りないのだが今回は久しぶりに機会を得た。
なんとキャスターまでが浮き足立って何の番組か疑問が残る。メジャー、メジャーと事あるたびにアナウンスをしてもゴルフにとって一番大切なことを伝えない。
後で、BBCの生中継のVTRを見たら至って冷静で現状の史実を伝えることに徹し、歴史あるトーナメントを盛り上げながら生活の中に伝える姿は流石だ。
私は、セント・アンドリューズでのジ・オープンだけでも過去3回観ているが、英国の家庭の中のテレビ観戦での応援は実にフェアーなもので、自身の応援する選手はともかく、世界の国からこのビッグステージに上がってきた無名な選手に対しても、それぞれ語りかけるように応援している。
何でもかんでも視聴率が取れればよいというのは、意味が違うのではないか。一流ぶった三流の店で食事をしたような気がしてあと味が悪い。
仮に、近い将来、石川 遼がメジャーで勝つことが出来たとしても、今のままの日本での放映を世界が見たらどう感じるだろう。
やっと終わった!!自分なりの“ジ・オープン”を作るためVTRの編集に丸1日要した。